あぱっちの雄叫び~気になる、面白いニュース・ネタを掲載~
面白画像・面白動画・フラッシュ、面白ネタを発見しだい掲載。面白い保証は一切なしw
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あぱっちの雄叫び HeadLine


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1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:08:58.21 ID:i70PaxP20
 がらんどうになった部屋を見ながら階下へ降りた。
 玄関を入ると階段と廊下。左手にはほとんど納戸みたいになっている元書斎
と両親の寝室、右手にはキッチンとリビングがある。キッチンの奥には扉があ
り、風呂と脱衣所・洗濯機それからトイレへと繋がる。2階には俺と妹の部屋
(もちろん別々の)と、やはり物置状態の空き部屋。ごくごく一般的な一軒家
だと思う。だがこの家には俺一人しかいない。


6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:11:00.50 ID:i70PaxP20
 話は数ヶ月前にさかのぼる。大学進学を控え、志望校選定をしなければいけ
ない時期。さして取り柄のない俺だが、平均よりいいくらいの成績はとってい
たので、学校の選択肢はある程度あった。進学は考えていたが、多くの人のよ
うにこれといった目標を立てていたわけではないので、学校はおろか学部まで
迷うはめになっている。先週の個人面談で担任からいくつか示された校名を睨
みながら、両親とテーブルを挟んで話し合った。



8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:16:01.90 ID:i70PaxP20
「家から通えるところがいいんじゃない。」
そう言ったのは母親だった。それに頷きながら父親。
「そうだな。朝のラッシュは辛いぞ。」
毎日ラッシュ時刻に電車で通勤している父親がなんとなく疲れた顔をしていた
ので、きっと本当辛いんだと察した。両親は大学選びにはそれほどうるさくな
かったので、同じ市内にある総合大学を受験することでまとまった。学力的に
も問題ないだろう。私学であったため、学費はいいのかと聞くと、父親は黙っ
て二度頷いた。心配するなってことだろう。



10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:19:00.24 ID:i70PaxP20
 その日から、すこし遅いスタートの受験勉強が始まった。とはいえ今までと
は大してかわらない。最低限の宿題をこなす以外に、過去の試験問題を集めた
本をこなすことが増えたくらいだ。くどいようだが、学力的にも問題ないレベ
ルの大学なのだ。
 おおきな波風も立たず月日は流れ、合格通知が手元に届いた日のことだった。


11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:23:00.18 ID:i70PaxP20
「合格祝いよ」
いつもよりご機嫌なかんじで母と妹がキッチンに立っていた。今日は形だけで
もお祝いにしようと言うのだ。キッチンからはオーブンを予熱する焦げ臭いよ
うな香ばしいような匂いが流れてきた。
「今日はグラタンだな」



13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:28:00.33 ID:i70PaxP20
そうつぶやくとリビングのテレビをつけた。グラタンは母親の自慢料理で、ク
リームソースからつくるらしい。料理のことはまるっきりわからないが、手が
込んでいるのは確かだと思う。母親だから評価が甘いということを差し引いて
もうまいのだ。最近は妹も料理を手伝うようになり、「今日はグラタンのレシ
ピを伝授して貰うんだ」と張り切っていた。テレビからはさしてニュース性の
ない、地方のお祭りの映像が流れていた。穏やかな一日だ。



16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:37:00.32 ID:i70PaxP20
 ほどなくして、今日は早めに切り上げてきたという父親がリビングに顔を出
した。スーツ姿にカバンをもったまま、もう一方の手に箱を持っていた。
「ケーキ買ってきたからあとで食おうな」
そういって箱を妹に渡すと、2階へ上がっていった。穏やかな家庭だ。
「お兄ちゃん、合格おめでとう。でも高校卒業までに問題起こして合格取り消
し、なんてことにならないでよ?」
「人の心配より、来年はお前が受験だろうが。そろそろ考えといたほうがいい
かもしれないぞ」
勉強はしたくないんだもーん、と唇をとがらせておどけている妹を尻目に、急
に神妙な面持ちになった父親が口を開いた。



18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:44:00.32 ID:i70PaxP20
「…実は」
家族3人の目が一斉に父親に注がれる。
「転勤になった。」
「遠いの?転勤はいつ?」
心配と言うよりは興味津々な妹が口を挟む。
「転勤自体は4月なんだが、仕事の引き継ぎやらで年明けには向こうに行くか
もしれん。場所は、北海道だ。」
「あらまあ。また急なのね、あなた。」
といいつつさして慌てていない母親は、食べ終わった食器をキッチンへと運ん
でいった。今まで2回の転勤を経験しているとはいえ、なんというか、度胸座っ
てるなあ。


19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:49:00.04 ID:i70PaxP20
 その晩父親に呼ばれ、この家に一人残って大学に通うか、転勤先の大学を受
け直すか考えるように言われた。既に合格で気が抜けてしまっていた俺は、た
ぶん受け直すにしても勉強に身が入らないだろうと考え、この家からかようこ
とを決めた。正直なところ、もう勉強したくないという気持ちもあったし、慣
れ親しんだこの地を離れることに少なからずの不安があったのだ。



21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:54:00.25 ID:i70PaxP20
 かくしてこの家はつい今し方3人の住人と、家財のほとんどを失ってしまっ
た。いざ一人になってみると、やたらと広く感じる。ものが無くなったせいで、
風通しがよくなった気さえしてしまう。ドアの開け放たれた家具のない部屋
を見ると、今日から一人の生活が始まることと、そして近くに家族が居ない寂
しさを実感せずには居られなかった。



22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 11:55:00.16 ID:i70PaxP20
00.00狙うの難しいな。


23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:00:00.10 ID:i70PaxP20
   *  *  *

 携帯電話の着信メロディーで目が覚めた。時間を追って大きくなるその音は
俺の覚醒度を示しているようだった。最大音量になったころようやくのろのろ
と画面を覗く。恋雪と表示を確認してから受話ボタンを押す。
「お目覚めでしょうか、おぼっちゃま」
明らかに怒っている冷たい口調の声の主は、小学校からの同級生岡崎恋雪だ。


27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:05:59.99 ID:i70PaxP20
「ああ、おはよう」
かなりの時間呼び出し音がなっていたのだ。もしあまり親しくない相手だった
らタイミングが悪かったかとあきらめて電話を切るだろう。ようやく判断力を
取り戻しかけたCPUをフル稼働して電話に応対する。
「朝早くからどうしたの」
「起きてるか心配でかけてあげたんじゃない」
まだまだ不機嫌な口調でつづく。
「そろそろ起きないと学校行けないよ。」


28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:13:00.23 ID:i70PaxP20
そういえば目覚まし時計を一度止めたような気がする。寝過ごしたかと焦りつ
つ部屋の時計へと目線を流す。
「恋雪…まだ8時過ぎじゃんか。もう一眠りさせてくれよ」
「だーめ。顔洗って、ちゃんと朝ご飯食べないとだめなんだからね」
少し間をおいて
「朝ご飯、つくってあげようか…いいでしょ?」


29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:19:21.10 ID:63XfK8Ix0
wktk


30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:19:37.05 ID:WNgG45OI0
あー、既視感ってヤツだぜ


31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:21:00.04 ID:i70PaxP20
ほんの少し恥ずかしそうな声でそう言った。いつもこんな感じだ。毎朝メシを
造りに来るわけではないが、家が2軒となりということもあって高校の頃から
一緒に登校したりしていた。妹とも仲がよく、うちに遊びに来ることもしばし
ばだった。一応、彼氏彼女という関係ではないが、家族公認の付き合いである
ことは否めなかった。得てしてこういう友人関係は、第三者に色恋沙汰に脚色
されてしまう。もちろん、恋雪のことを女として見ていないわけではないのだ
が、あのときのことがまだ引っかかってしまっているのだ。



33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:28:59.77 ID:i70PaxP20

 ――あのとき。
 高校2年の文化祭の日、俺は後輩の女の子から告白された。なかば強制的に
クラス委員に任命されてしまったのだが、特に部活をしていたわけでもなく、
大学受験で何か有利かも知れないと引き受けた。初めての委員の集まりで隣の
席になった彼女とはそれ以来よく話をして、いつしか二人で出掛けると言うこ
とも増えていった。ごく自然な流れで仲のよい友達から付き合うという関係に
なったんだとおもう。周りの人間もさして驚くこともなかったし、否定されることもな
かった。やはり恋雪と付き合っているとカンチガイしているものは多かったが。


34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:32:31.18 ID:xRhm6x4rO
wktk


35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:35:59.86 ID:i70PaxP20
 だが、2日間開催された文化祭の翌日。クラスの友人達と内輪だけの打ち上
げパーティーをしたときのことだ。みんな集まって酒が飲みたかったわけだが、
普段なら男どもだけでやりあうその場は、打ち上げという名目に引かれたイ
ベント好きな女子数名もきていた。



36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:37:21.45 ID:i70PaxP20
これ見てる人いるのか?
00.00とれないからあきらめようと思うんだがw


37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:38:13.25 ID:m7wojkAb0



38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:40:59.64 ID:i70PaxP20
 俺が後輩に告白されたことや、それを断らなかったことはもはや周知の事実
となっていて、酒の肴とばかりにその話題になる。わざわざ隠したり、自慢し
たりすることではないと思い、冷やかし半分で投げかけられる「どこまでいっ
た?」的な質問を差し障りない返答で返していたのだが、突然「ゴン」と勢い
よくグラスが置かれ、相当に酔っぱらった顔色の恋雪が



39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:43:18.41 ID:i70PaxP20
だめだぁぁぁああぁぁああ
経路上の時間だけはどうしようもないからな・・・
とりあえず若干遅い傾向なのは分かってきたからもうちょいがんばるw


40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:47:01.74 ID:i70PaxP20
「私だって、好きだもん。なのに、」
そう言って机に突っ伏してしまった。全員がしんと静まりかえってしまい、泣
いてしまったのかと慌てたが、すぐに穏やかな寝息とともにゆっくり上下する
肩を見てほっと胸をなで下ろした。



41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:48:30.18 ID:m7wojkAb0
wktk


42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:50:00.08 ID:i70PaxP20
 俺だって気付いていなかったわけではない。ずっと近い場所でお互いを見て
いたのだ。それこそクラス女の子から電話が掛かってきようものなら、翌日に
は妹経由であますところなく情報がリークされていて、言及される。
 泣いていないことに安堵した心とは裏腹に、こんなタイミングで、こんな場
所で不意打ちの告白をされてしまったことに衝撃を受けている自分がいた。周
りの連中も、居づらそうな表情をしていた。しばらくみな静かに飲んでいた。


43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:51:04.50 ID:+PXTcO5C0
.08


44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:52:39.17 ID:WNgG45OI0
おっしぃなぁー


45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:53:59.92 ID:i70PaxP20

 翌日が日曜日とはいえ、朝まで居るわけにはいかないと思い、2次会の算段
をはじめたメンバーに「連れて帰るわ」と告げて恋雪を起こして帰ることにし
た。その場に居づらかったわけではない。もしそうだとすれば、恋雪を連れて
帰ることのほうが明らかに気まずいはずだ。二人で話したいと思ったのだ。も
ちろん、気まずくなかったと言うなら大嘘つきだ。実際、帰路を歩く間、恋雪
が先に口を開くまで俺は無言のまま半歩前を歩いていた。



46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:54:03.31 ID:tuRgwD8A0
>>27が一番近かったな。


47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 12:59:57.53 ID:i70PaxP20
ex16鯖へのpingで141ms。処理のラグとか考えるといれるともう少し長いとして・・・
って100ミリ秒はわからんwwむずかしすwww


49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 13:01:59.74 ID:i70PaxP20
「ごめんね」
つぶやく恋雪に、足を止めふり返る。
「彼女に優しくしてあげてね。でも、さっきの、嘘じゃないよ」
何も言えず、複雑な表情をしていた俺を見て
「ごめん。」
もう一度つぶやいてうつむくと一人早足で歩き出した。なぜか動くことができ
なかった俺は、その後ろ姿を見送った。もう二人とも酔いは醒めていた。



51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 13:07:59.77 ID:i70PaxP20


 電話を切って10分きっかし。俺はシャツのボタンを留めながら片手で歯を
磨いていた。恋雪がくるまでに身支度を調えようと思ったのだ。これでフィニッ
シュとばかりに泡にまみれた口内をゆすぐ水を吐き出したとき、チャイムが
鳴った。驚くほど正確な600秒を経てこのベルが鳴る。ストップウォッチで計っ
たことは無いが、恐らく10秒の誤差もないと思う。
 薄いピンクのカーディガンの下には白いブラウス。ベージュ系の丈の長いス
カート。なんとなく淡い色合いでコーディネートされた服に身を包み、玄関に
上がった。
「「おはよう。」」
ほぼ同時。迷わずキッチンへ向かう恋雪の後ろに続いた。



52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 13:13:59.80 ID:i70PaxP20
 恋雪の料理は非常に手際がいいと思う。俗に言う、いいお嫁さんになるタイ
プだろう。妹も母親の手伝いなどをして料理ができないわけではないのだが、
どこか一線を画す決定的な違いがあるように思える。事実、新聞を広げて1面
とテレビ欄とを眺めている間にテーブルにはトーストとサラダとプレーンオム
レツとベーコンが並んでいた。手料理というよりは、火を通すという調理を施
しただけのメニューだが、見事に半熟に仕上げられたオムレツだとか、ほどよ
い胡椒加減のベーコンだとかは一流ホテルのモーニングかと思うくらいの仕上
がりなのだ。くやしいのでうちにあった素材がよかったことにしておく。



54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 13:49:29.63 ID:i70PaxP20
「食わないのか?俺に朝飯はしっかり食えと言って。自分は食わないのか?」
マグになみなみと注がれたコーヒーに唇を付けながら首を横に振る。
「ううん。食べてきたの。っていうか、お弁当つくってて、つまみ食いしちゃっ
たから。あ、だから今日のお昼はお弁当あるからね。」
 おおかた予想は付いた。朝早く目が覚めて、気が向いたから弁当をつくった。
つまみ食いをしながら。とりあえず弁当が完成して時間を持てあましたので、
俺に電話をよこしたというところだろう。
「つまみ食いは太るんだぞ」
口をトーストでもごもごさせながら言うと、恋雪は「もうっ」と小さく漏らした。



55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:02:19.69 ID:tuRgwD8A0
続きマダー


56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:14:20.17 ID:9Wvjto0J0
ダ-


57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:17:21.30 ID:xRhm6x4rO
はやくぅ


58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:23:40.16 ID:i70PaxP20
ごめw寝てたw


59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:24:16.62 ID:tuRgwD8A0
>>58
おまwwwwwwwwwwwwww


60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:24:43.58 ID:7fxkprKs0
続き待ってるぜ


61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:26:08.98 ID:i70PaxP20
 思いがけず早起きをした俺は、9時を回る頃には朝食を済ませて時間を持て
あましていた。今日は2限と4限の授業にでればいい。大学まで15分ほどで
通える学生にしては真面目というか、ずいぶんと余裕のある時間の過ごし方だ
と思う。しばらく、朝のワイドショーに耳を傾けつつコーヒーをすすった。恋
雪はイニシャルトークで進む芸能人のゴシップネタを熱心に見ていた。女はほ
んとにこういうのが好きだよなあ。やがてCMにはいったのを区切りに「早め
に行こうか」と登校を促した。のんびりするには時間が短いので、恋雪の言う
とおり学校へ向かうことにした。



62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:32:59.67 ID:i70PaxP20

 近代日本史の授業。俺と恋雪は、最前列で熱心にノートをとるでもなく、後
ろの列で雑談にふけるでもなく、真ん中当たりの窓側の席についていた。ただ
ぼんやりと、黒板、先生、窓の外を順番に眺める。ごそごそとカバンをあさり
だした恋雪に目をやると、おもむろに雑誌を取り出してきた。表紙を見ると、
この地域の情報紙だった。周辺の幾つかの街のお店やら食い物やら流行やらが
節操なく載っている若者向けの雑誌だ。映画やCDの情報は意外としっかりし
ているのでよく読んでいる。ページの角を折って目印を付けたページを開きな
がら俺にこういう。



63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:40:59.96 ID:i70PaxP20
「ここ、行ってみない?なんかケーキが新メニューに加わったらしいの。」
ん、と生返事をしながら雑誌を受け取る。誌面には、見覚えのある2件のファ
ミリーレストランとその店長の写真が載っていた。彼女が指さしてるほうの店
は、チェーン店ではないレストラン。写真に写る店構えやケーキは、可愛
いというか、女の子らしいというか、甘ったるいというか、そんな雰囲気を醸し出
している。クリスマス前、同じ2店舗の特集記事を見て行ったことがある。
「じゃぁ、晩飯も食って帰るか。ついでに、買い物でもする?」
満面の笑顔で頷いた恋雪は、さあやる気満々ですと言わんばかりに、軽く腕ま
くりをしてノートにペンを走らせ始めた。



64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 14:44:59.77 ID:i70PaxP20

 退屈な2限目も終わり、キャンパスの中庭公園に来ていた。学校創設者の像
と噴水を囲む記念広場らしいが、よく整備された芝生とかベンチがあり過ごし
やすい身近な場所だった。いつものベンチに腰掛ける。手に持っていたペット
ボトルのお茶を差し出すと、恋雪は替わりに弁当箱を差し出す。中身はごくあり
ふれた“お弁当”だったが、やはりその造りは丁寧で美味しかった。冷えて
少し堅くなった飯を口いっぱいに頬張りながら、空を見上げる。視界には薄く
雲のかかった青空と、春をこれでもかと感じさせてくれる桜の木があった。恋
雪は、丁寧に膝にハンカチをかけてゆっくりとおかずを口に運んでいた。飯を
食う時間というのは意外と短いもので、4限目の授業まで昼休みをあわせて2
時間以上の時間があった。しばらく無言で空を見つめていた俺に恋雪は言った。



66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:00:00.08 ID:i70PaxP20
「持てあますってのはこのことを言うのね」
ピントのぼけた発言に笑みを浮かべつつ
「じゃぁ勉強でもする?」
「まさか」
と言葉を交わす。決まった。
 これなら教室の後ろの席で雑談に興じる方が真面目かも知れない。学校には
居ないからだ。だいたいこの時間割の日は、次の授業まで待ちきれずに学校を
出てしまう。4限目の自主休講はほぼ確実だ。行き先はその日の気分によって
まちまちだったが、今日は件の雑誌の店に向かっていた。



67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:07:59.93 ID:i70PaxP20
 学校前のバス停から6つめ。駅のバスターミナルで降りて駅前プラザのブリッ
ジを歩いていた。ロータリーを見下ろすまでもなく目にはいるのは、その中
央にそびえ立つ大樹だ。今はただの木になり下がっているが、クリスマスの前
後はキラキラと点滅するイルミネーションに着飾られてムードを盛り上げてい
たのだ。たぶん恋雪もその姿を思いだしているんだろう。最後に二人でこの木
を見たのが去年のクリスマスだったのは間違いない。



68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:08:34.95 ID:pDmuzPKM0
>>66
おお!惜しい!
でも0は5つ並んでるな。


69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:09:04.48 ID:i70PaxP20
くそぉぉぉおおぉぉ
59.93・・・orz
書きためてる分をコピペしてるだけなんだけど、
見積もり書いたり時間狙ったりしながらだから遅い。スマソ


70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:11:30.19 ID:tuRgwD8A0
>>69
頑張れ。


71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:12:16.65 ID:oJRa63s20
不覚にも「駅前プラザのブリッ」でワロタ


72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:22:59.89 ID:i70PaxP20
「ここもさっきの雑誌に載ってたよな。こっちは興味ないの?」
「うーん。なんか男の人に媚び売ってるイメージなのよね。あ、でも美味しい
事は美味しいらしいよ。」
「あぁ、女の子しか店にいないからか」
実際にはそんなはずはなくホールを担当するのが全員女の子というだけで、調
理やら皿洗いなんかはきっとムサい男どもがやっているんだろう。
「わー。女の子って響き、ちょっとやらしくない?」
「だって、女の子は女の子じゃないか。」



73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:25:00.10 ID:i70PaxP20
他愛ないやりとりをしながら駅前プラザに入った。さっきの女の子しか居ない
店を含めて大小20ほどが入っているショッピングモールだ。駅を挟んで反対
側の南口には大手のデパートもあるが、なんとなくこちらに来る方が多かった。
本屋に付き合わせたが、あいにく目当てのものが売り切れていたのであきら
めた。今度は私の番よと、恋雪目当ての店へとスタスタ歩いていく。視界に現
れたランジェリーショップにぎょっとしたが、本当の行き先はその隣の雑貨屋
だった。



74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:27:00.00 ID:i70PaxP20
 恋雪はあれがいい、これが可愛いと手に取っては棚に戻していたが、おどけ
たようなクマのイラストが入ったマグカップを買うことにしたようだ。一瞬、
買ってやろうかと思ったが、付き合いたてカップルのデートでもあるまいと思
い、店の前で待っていることにした。小銭を財布に収めながら出てきた恋雪は、
おまたせっとばかりに一跳ねして俺の前に現れた。買い物をおえて満足げな
のを確認すると、
「そろそろいくか」と促した。



75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:27:59.74 ID:i70PaxP20
やっとでけたwwwwwwww
これ狙ってもなかなか無理だなwww
とりあえず満足したよ、みんな付き合ってくれてありが㌧!!



77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:36:50.72 ID:tuRgwD8A0
>>75
おめでとう!




76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:34:59.70 ID:i70PaxP20
 雑誌の店は駅前からバス停1コ分はなれていたが、穏やかな天気に吹く風が
心地よかったので、歩いて行くことにした。綺麗に拭きあげられた窓から店内
をのぞき込んだが、待たされるほども混んでいないようだ。扉を開けると、カ
ウベルの音が耳を包んだ。大学の前の喫茶店は下品なくらいやかましい鈴やら
がついているが、こういうベルはなんとも心地よい気がした。



78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:40:59.69 ID:i70PaxP20
 2名であることと、喫煙席を希望することを告げると、小柄なツインテール
の店員に誘導される。案内された席に着き、コーヒーを注文した。ケーキは恋
雪に任せた。他にも何人かの店員に目をやったが、みんなきびきびと動いてい
て、楽しそうに働いていた。



79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:43:10.60 ID:i70PaxP20
「なに見とれてるのよ」
俺の視線を違う風に酌み取ったらしく、非難するような声で言われた。
「そうじゃなくて。バイトしようかなあとおもって、さ。」
「可愛い女の子がいるから?」
「だからそうじゃなくって。なんていうか、実家にいながら仕送りってのも変
な感じがするし。それにバイト今までしたこと無いからね」
「あぁ、そっか。実家云々ってのは、まぁご両親が別の所に居るんだから仕送
りは仕方ないと思うけど…バイトは楽しいかもね。ここの制服可愛いし。」
そういうと二人でそれぞれ別の店員を目で追っていた。別に可愛いことが目当
てだったわけではないが、ちょっぴり不審者風味だ。そう思っていたとき、案
内してくれたのとは別の店員がコーヒーとケーキを運んできてくれた。



80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:45:29.84 ID:i70PaxP20
 クリスマス限定で販売したところ好評だったというそのケーキは確かに美味
しかった。恋雪はショートケーキ、俺は苺とラズベリーのタルトを食べていた。
俺はどちらかというと甘党ではあるが、誰が食べてもほどよい甘さに苺やラ
ズベリーのほのかな酸味がマッチしていると思った。香ばしく焼き上げられた
タルトは自家製だと説明書きされていたが、これも美味かった。ファミレスの
ケーキとしてはかなり高得点だ。
 ショートケーキを食べていた恋雪も、うんうんと頷いている。気に入ったよ
うだ。満足げな恋雪に、なぜショートケーキを選んだのか尋ねてみたのだが、
その理由に大笑いしてしまった。


83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 15:55:00.07 ID:i70PaxP20
「ショートケーキってのはケーキの基本なのよ。生地・クリーム・トッピング
のトータルバランスを見るにはこれが一番いいの。」
と料理記者歴40年も真っ青のコメントだった。あながち間違いではないのか
も知れない。美味しいうどんは、うどんとダシだけ食えばわかると、テレビで
料理レポーターが言っていたのを思い出す。
 コーヒーをすすりながらふと重要なことに気付く。
「ケーキ、先に食べちゃったね…夕飯どうしよう」



86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 16:20:09.69 ID:i70PaxP20
 ケーキのあとにディナーメニューを注文するのは気が引けたため、恋雪と俺
は店を出ることにした。バスに乗り、学校の横へと降り立つ。帰り道のお好み
焼き屋ののれんをくぐった。
「いらっしゃい」
独特の関西アクセントで向かえてくれたのは、根っからの関西人であるという
店主が切り盛りする“まいど”というお好み焼き屋。大学の近くという立地も
さることながら、ファーストフードのセットメニュー顔負けのコストパフォー
マンスの良さから、昼も夜も学生で大にぎわいだ。
「まいど」



87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 16:21:59.82 ID:i70PaxP20
後ろ手にドアを閉めながら店主に軽く会釈する。この店では、入店時に“まい
ど”と言うとファーストドリンクが無料になるサービスがある。既に常連になっ
ていた俺は、でんとテレビの下の席に座ると、ミックスの大一枚にチーズ載
せてといつものオーダーをした。店主はあいよ、と返事をしながらジョッキに
生ビールを注いでいた。そう決めているわけではないのだが、なんとなくいつ
も生ビールを注文していた俺に、いつからか何も言わなくても生ビールが出て
くるようになっていた。一緒に来ることの多い恋雪にも同じように生ビールが
用意される。別に飲もうという勢いでもないが、とりあえずの乾杯をして、ジョッ
キを空けて帰るのがこの店にくるときの決まりみたいになっていた。銀色の
器の中でぐりぐりとかき回されるお好み焼きの生地は、鉄板の上で綺麗な円に
されてジュウジュウと美味そうな音を立てた。



88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 16:27:09.95 ID:i70PaxP20
「バイト、ほんとに探すの?」
「とりあえず求人情報誌でも眺めてみるよ。条件がいいのがあったらする」
「そんな甘い考えでいいのかしら。っていうか、本気でバイトしたい人に失礼よ」
「俺だって仕事となればちゃんとするさ。必要性という点ではたしかにそうかもしれないけど」
はいはいと言わんばかりに首を振っていたあと視線を虚空に投げ出して「私もさがそっかな」とつぶやいた。



89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 16:40:59.88 ID:i70PaxP20

 勘定を済ませ店を出た俺は
「送るよ」
と言った。どうせ2軒となりの家に帰るのだから送るも何もないのだが、こう
いうのは決まり文句だし気分の問題だ。まだ9時を回ったばかりの街は人通り
もあり、眠る気配を見せていない。もう少しいいかとも思うが、ハシゴするほ
ど飲む雰囲気でもないし、あいにく家までの間に気の利いた店もなかった。



90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 16:45:29.82 ID:i70PaxP20


 翌日目を覚ました俺は布団から上半身だけをもたげたまま最低3回は「起き
なきゃ」とつぶやいていた。開けっ放しのカーテンから差す朝日で眩しく照ら
された室内や、布団から出たばかりの首筋に感じる寒さ。感覚全てがまるで夢
の中のような錯覚にとらわれていたからだ。
「起きなきゃ。」
この数分のうちに何度か繰り返していた言葉をもう一度口にして、布団から出
ようとするが、何故か体が動かない。ようやく立ち上がったのは5分ほどけだ
るさと格闘してからのことだ。ふらつく足元に気をつけながら予定よりもすこ
し早く目覚めたことに気付く。なんとか階下に降り、ドアポストに刺さった新
聞を取るついでに玄関の鍵をあけ、リビングの椅子に座るった途端、目眩がし
てテーブルに突っ伏した。風邪だと直感した。



94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 16:50:30.47 ID:i70PaxP20
 部屋から目覚まし時計のアラームがけたたましく鳴り響いたり、携帯電話が
なっているのが聞こえたが、戻ったところでこの足取りでは何分かかるかわか
らないので放っておいた。しばらくして玄関のチャイムが鳴ったので、恐らく
電話が鳴ってからちょうど10分経ったのだろう。何度目かのチャイムのあと、
玄関が開く音がした。
「あれ、開いてる。おじゃましまーす」



100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:05:59.66 ID:i70PaxP20
うわごとのようにそう言って恋雪が入ってきた。あのとき玄関の鍵を開けてお
いて正解だった。気配に気付いたのか、リビングの方へ足音が近づいてきた。
顔を覗かせた恋雪に「よう」と挨拶をしたつもりだったが、声がかすれていて
何を言ったのか自分でもよくわからなかった。
 状況を把握した恋雪は、体温計を持ってきてくれた。何度か戸棚を開閉する
音が頭痛に響いたが、探し回っている雰囲気ではなかったので救急箱のありか
を知っていたのだろう。家主の俺ですら知らないというのに。ピピピと検温完
了をしめす音が鳴ったが、体温計を見るのも億劫に感じるくらいだるかった。


101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:10:59.64 ID:i70PaxP20
体温は39度あった。
「はぁ。こりゃ病院行きだな」
体温計をしまいながら恋雪が言うので、頷く。結局そのあと動くこともままならず、
恋雪が呼んでくれたタクシーで病院へ向かった。
 さんざん待たされたあと受けた診断はものの数分で終わってしまった。
ただの風邪ということだったが、食べ物を口にできそうになかったので点滴を受けて帰宅した。
抗生物質と感冒薬となんとかです、と薬の説明をされたが全く頭に入っていない。
ロビーで待っていてくれた恋雪の所にいくと、長いすにへたり込んだ。
一仕事どころか、もう丸一日おわった気分だが、時刻はまだ正午少し前だった。



102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:11:30.51 ID:i70PaxP20
 家に戻りベッドに横になったとき、恋雪が俺に付きっきりで学校に行っていないことを思いだした。
おかゆを持ってきた恋雪にそこのことを詫びたが、
「そんなことは気にしないで早く治して」
とレンゲにすくったおかゆを差し出してくれた。悔しいことにおかゆの味は全くわからなかった。
それからはただ眠るだけだった。



103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:13:29.87 ID:i70PaxP20


 目が覚める。その体の軽さは見違えるようで、昨日一日動かなかったエネルギーが
有り余っているようなかんじだ。
意気揚々と起きあがると、フローリングの上に着地する。足の裏を刺激するひんやりとした
床の感触すら新鮮に感じた。小学校の頃インフルエンザで4日学校を休んだとき、
まるで転校初日のように教室に入りづらかったことを思いだしたが、今日はむしろはやく学校に行きたいと思った。
入学式の前日ピカピカのランドセルを背負ってわくわくする子供に近い気持ちに似ているかもしれない。



104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:14:09.88 ID:i70PaxP20
 夜まで看病してくれていた恋雪は、数時間で健康を取り戻した俺を見て
「なんとかは風邪を引かないっていうのは本当かもね。きっと昨日は何かの間違いだったのよ」
などと言っているが、一日中俺を気遣って看てくれた手前きつく突っ込むのも気が引けて
「ありがとう」
と一言だけ言った。すこし頬を赤らめている恋雪を見て嬉しいような気恥ずかしいような、
くすぐったさを感じていた。
 朝の学校には、入学式直後の大勧誘作戦で捕り逃した獲物をつかまえようと、
この時期でも幾つかのサークルがビラを配っていた。熱心なことだ。
半ば強引に掴まされたビラを鞄に押し込みながら1限目の授業がある大教室へと向かった。



105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:15:15.03 ID:i70PaxP20

 まあアレだ。授業のとき教室にいるだけでも違うってもんだ。などと自分を正当化しつつ、
退屈な授業に集中することもできず朝受け取ったサークルのチラシをながめる。
『集え!』
ハガキ大の用紙にレタリング文字ででかでかと書かれた下には、
放送研究会へのお誘いと女の子らしい丸みを帯びた文字が添えられていた。
読むと言うよりも見たと言う方が正しいかもしれない。その程度で紙をポケットにしまいこむ。



106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:16:29.95 ID:i70PaxP20
 お昼時。幼稚園児の書く絵のように空にまん丸く上がった太陽がフレア全開で光を差している。
ひなたぼっこには最適の陽気の中、いつものベンチで弁当を食べている。真上からの日光と、
摂取した昼食のカロリーで少し汗ばんでいる気がして、ハンカチを取り出した。
同時にポケットからくしゃくしゃの紙が出てきた。となりの恋雪がそれを拾う。
「朝貰ったやつだね」
 つい、と差し出した紙を受け取ってそのまま捨てようと思ったのだが、昼休み見学可という文字が目に付いた。


107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:17:30.01 ID:i70PaxP20
「なぁ、これ」
 と文字を指さしながら恋雪に見せると、
「え、行ってみるの?放送研究会とか興味あるの?アナウンサー志望とか?」
 質問ばかり返ってきた。飯も食い終わって、特にすることがないので行ってみようと話がまとまり、
小さく書かれた部室棟の地図を頼りに歩き出す。
普段足を踏み入れる事の無かった部室棟は、薄暗い上に壁に乱雑に貼られたチラシ類や
ポスターのおかげで一層アングラな雰囲気を醸し出している。地図の示すとおりの場所に
『放送研究会』と手書きのプレート掲げられている扉の前に辿り着く。
ベニヤ板がところどころはがれているドアをノックすると、椅子を引くような音が聞こえたあとゆっくりと開かれた。



108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:20:00.14 ID:i70PaxP20
「見学の方?どうぞお入りくださいな」
 お金持ちのお嬢様のような流麗な口調の女性が招き入れてくれた。
「朝チラシを貰いまして。失礼します」
 なんとなく丁寧に受け答えしないといけない気がして、使い慣れない敬語をひねり出す。
雑多な感じの部室棟からは想像できないくらい綺麗に整頓された部屋には、やはり綺麗に並んだ本や、
いかにもと思わせるマイクやミキサといった機材が並んでいる。
奥には重そうな鉄の扉があり、隣にある2重ガラスの向こうに机とマイクが数本立っている。
多分録音用のスタジオだろう。
「はじめまして、永田です。よろしく」
 そういいながらワープロで打ち出された資料を差し出してくれている。



109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:21:29.90 ID:i70PaxP20
と、ここで書きためていたテキストファイルは終了。
もうちょっと書いてあるけど、文章になってないしここまでかな。


110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:22:26.19 ID:0yehM0ar0
>>109
GJ乙!


111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:22:57.68 ID:xRhm6x4rO
ええええぇ
展開が気になるんですが


112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:23:35.08 ID:rDrR7+aG0
GJ!

展開、かなりきになるのですが


113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:24:58.28 ID:tuRgwD8A0
GJ!
続き気になりすぎ


114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:26:10.44 ID:63XfK8Ix0
続き気になるwww


116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:27:48.16 ID:oJRa63s20
ちょwwwwwwww日常のひとこまだけで何も起こらず終わりかよwwwwwwwwww


117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:30:05.04 ID:i70PaxP20
とりあえず、放送研究会っていう地味なとこには、顔はいいけどイカれた先輩(男)と、
やたら育ちの良さそうな日本美人がいたり、
あと先に出てきたファミレスでバイトすることになって、年下のバイト(ツンデレ)がでてきたりという
まあありふれた感じのストーリーだったと思う。
書いたの4年くらい前だしよく覚えてないwwwとりあえず当時は本気で何かに応募しようとしてた希ガスwwww


118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:33:11.96 ID:/W/85Okw0
>>1の文章力に嫉妬


119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:33:55.03 ID:i70PaxP20
このままエロゲ的に書き進めてみようかwww


120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:35:54.52 ID:oJRa63s20
>>119
おながいしまつ


121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:38:40.09 ID:i70PaxP20
あ。なんか告白シーン?だけ別ファイルで保存してあったw
なにこれwwwwなんかすげー臭うんだがwプンプン臭ってくるwwwくせえwwwwwwww


122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:39:14.99 ID:i70PaxP20
*** コクハク
「…不思議」
「えっ?」
「こうしてるとね、胸はすっごくどきどきするのに、心はすーって落ち着くの。なんだろ…おかしいね、私」
「そんなことないぞ。俺も、こうしてると安心する」
 恋雪をさらにつよく抱きしめると、胸に頬をすり寄せてくる。いつもの恋雪の癖だ。
すこし強すぎるくらいだった腕をゆるめると、今まで密着したいた二人の身体の間に、
冬の到来を予感させる冷たい風が入り込んでくる。どちらともなく見つめ合い、キスをした。
そして再び恋雪を抱きしめた。




123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:39:26.89 ID:rDrR7+aG0
>>121
おねがいしますm( _ _ )m


125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:40:00.09 ID:i70PaxP20
 帰り道、恋雪はつないだ手をちらちら見ては恥ずかしそうにうつむいていた
。そんな仕草があまりにもいとおしく思えて、つないだ手に力を込める。
枯れ葉を落とし始めた風に吹かれて、恋雪の手の柔らかさと暖かさがほんのりと感じられる。
結局、始終つないだ手を見てはうつむくという動作を繰り返しながら、話すこともなく恋雪の家の前まで
着いてしまった。それでも、どこかで通じ合っている充実感のようなものが俺の心を満たしていた。
今までつないでいた手を離し、そっと恋雪の額にキスをして、
「おやすみ」
 一言だけ伝えて帰路についた。恋雪の照れた顔が可愛かったのできっと俺の顔は
にやけっぱなしだったに違いない。夜間警邏のお巡りさんに会わなくて本当によかった。
きっと本当にあやしいくらいににやけていたと思うから。


126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:40:28.22 ID:8SMHQSMw0
妹(小4)が鉄道模型に興味を示しているのだが…
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/train/1155829039/
鉄道総合板の池沼コテが調子に乗ってVIP気取りしてるお。
みんなで遊びに行って本当のVIPクオリティーを教えてあげるお。



127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:40:59.94 ID:i70PaxP20
うわああぁぁあぁぁぁぁああ
だれかノンスメルかキムコ持ってきてーーーーーwww


128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:42:31.27 ID:/W/85Okw0
差し入れです



ノ[くさや]


129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:44:32.57 ID:i70PaxP20
>>128
さらに臭くなったじゃねーかww


130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:44:33.32 ID:xRhm6x4rO
うまいなぁ~


131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:47:23.50 ID:oJRa63s20
残念、それは私のおいなりさんだ

あ~あ帰る時間だ、まじ残念


132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/18(金) 17:47:27.88 ID:VBy1OBwc0
これ、実体験だったら面白いんだが・・・

続きが気になる・・・
わっふるわっふる

ところでヒロインの名前はなんて読むの?


133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:50:30.17 ID:i70PaxP20
>>131
乙!付き合ってくれてありが㌧!

>>132
恋雪=こゆき で想定してるんだけど。
結構実体験or実在の人・物がモデルになってたりするおw
恋雪は、通ってた大学の近くにあったファミレスの店員さんの名前。
なんか可愛い名前だったから使わせてもらった。実際の店員さんは30過ぎのパートだったけどw


134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:51:17.96 ID:/W/85Okw0
実体験が実験体に見えて何かと思った(´・ω・`)

それより続きwktk


135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:54:44.82 ID:i70PaxP20
「意外と本格的な機材とかそろってるんですね。意外ってのは失礼か。
今までサークル活動とか興味なかったのでちょっと驚いてます」
 「そんなにかしこまらなくて結構ですよ。機材のお話しをされると言うことは技術方面に興味がおありで?」
 長机とともにならべられたパイプ椅子に座りながら「どうぞ」と着席を促される。
いっしょについてきた恋雪とともに、永田と言っただろうか、向かい合う形で席に着く。
「そうですね、アナウンスとか技術よくわかりませんし。というか何も知らないんですよ。
時間を持てあましたから来てみた、というのが正直なところで」


136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 17:58:14.69 ID:i70PaxP20
 「改めまして、永田流香と申します。ちょうど男性の人手が不足しておりまして。
興味を持って頂けるとうれしいですわ。もちろん女性も大歓迎です」
 恋雪に微笑む。ドキッとするくらい綺麗な人だ。肩よりすこし長い黒髪に真っ白な肌が映える。
「ありがとうございます。でも、私も付いてきただけって感じなんですけど」
 緊張が手に取るようにわかる声でたどたどしく挨拶をする恋雪が軽く会釈する。



137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:02:05.19 ID:i70PaxP20
「もうすぐ部長が参るとおもいますが、簡単に説明させていただきますね」
 放送研究会は学校創設当初からあること、メンバーは現在4人であることや声担当と技術担当に
おおまかに別れることなどを教えてくれたあと
「気軽に来て頂ければ結構ですわ。全国規模の大会などもありますので、結果が出れば申し分ありませんが、
まずは楽しくすることが大切ですから」
 と付け加えた。
 しばらく雑談を交わしながら研究会のシステムなどを聞いていた。
30分ほどたっても部長が現れないのでとりあえずおいとますることにした。
「またいつでもいらしてください。もちろん入部して頂ければ嬉しいですが。次の機会にはきっと部長も
居ると思いますので」
 始終丁寧な話し方で永田先輩が見送ってくれた。



138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:03:26.88 ID:L/cFFJxL0
wktk


139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:09:29.82 ID:i70PaxP20
「どうするの?」
 帰り道恋雪に尋ねられる。
「とりあえず気楽にできそうだし、入ってもいいかなって感じかな。特に放送研究会であることに意味はないけどね。
恋雪は全然話してなかったけど興味なかったのか」
「永田先輩、だっけ?なんか緊張しちゃって。活動自体は確かに厳しく無さそうだし、
入ってみてもいいかなって感じだね。」
「たしかに緊張するよな。お嬢様オーラ出まくりというか・・・綺麗な人だったけど」
「まぁバイトもして無くて暇持てあましてる訳だし、考えてもいいね」
 というわけで要検討事項ということで決着した。



142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:15:35.64 ID:i70PaxP20
「せっかっくのキャンパスライフをエンジョイするためにもなんかのサークルにははいりたいとは思うんだよね」
 だそうだ。中高は一貫して帰宅部に精を出していた俺たちは、ここにきて何をしようか迷っているのは
お互いおなじようだ。
「たまたま受け取った勧誘チラシをみて見学に行く気になったのもなにかの縁だし今日もう一度行ってみて
かんがえようか」
 俺の提案に賛成した恋雪と、再び部室棟に出向くことにした。



143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:16:29.82 ID:i70PaxP20
人数多かったら選択肢を安価指定してってのも面白いかもね
ってさんざんガイシュツか、安価小説は。


144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/18(金) 18:19:19.87 ID:i7dP/vxO0
安価でルート決めればいいんじゃね?
選択肢で
後輩と~か
恋雪と一緒に~やら
先輩に~とか


145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:20:44.82 ID:i70PaxP20
 授業が長引いたため、思ったよりも夕方ちかい時間になってしまったが、
とりあえず部室を覗いてみようと部室棟に足を向ける。
学内はいくつも建物がありわかりにくいとはいえ、昨日一度歩いた道なので難なくたどりつく。
古ぼけた扉をノックすると、昨日と同じように永田先輩の声が聞こえた。
「どうぞ、おはいりください」
 ども、と軽く頭を下げながら部屋に入る。
「あら、昨日の。今日も活動はございませんがごゆくりしてくださいな」
 悩殺笑顔で出迎えてくれた永田先輩のうしろに、長机に突っ伏している人が見えた。結構背の高そうな男の人だった。



147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:25:29.65 ID:i70PaxP20
「高崎さん、お客様ですわよ」
 高崎と呼ばれたその男は、のっそりと上半身を起こすと著しく寝起き直後な目をこちらにむけて
「よう」とばかりに右手を挙げた。
「あの方が部長の高崎です。少しお話しされるといいですわ。面白い方ですのよ」
 眠そうな顔で会釈する男性の方へ歩み寄る。なおりきっていない中途半端な寝癖が気になるが、
そこにはかなりの二枚目好青年がいた。
「「はじめまして」」
 恋雪と声が揃ってしまった。その様子を見て高崎さんは嬉しそうに
「仲いいんだね」
 と微笑んだ。相当モテるにちがいない、柔らかいほほえみを返してくれた。


153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:36:59.68 ID:i70PaxP20
「まぁ、付き合い長いですから」
 こそばゆい様な感覚を覚えながらそう返す。
「昨日も来てくれたらしいね。バイトでここには顔出さなかったから、待たせてしまったみたいで。
入部希望ってことで、いいのかな」
 はぁ、と曖昧な返事をすると、高崎さんは大きなあくびをして頭をポリポリとかきながら
「サークルに入ろうと思ったけど今まで何にもして無くて迷ってるところにチラシを貰ってなんとなくきてみたら
超絶美人に出迎えられて今日もう一度来てみたって感じだな、うん」
 物凄い自己完結だが、九割方当たっているだけに返す言葉もなかった。
ボーッとしている印象だがかなり鋭い人なのだろうか。



155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/18(金) 18:39:44.46 ID:9YDnCYHT0
漁ってたら

僕が生まれたのはこの白い部屋の中。
他に何もない。
他の人を見たこともない。
自分の顔も見た事がない。
色は自分の肌の色だけ。

今日も起きるといつの間にか朝ご飯が来ていた。
ご飯も真っ白だ。別に白米だけって訳じゃない。
グリーンピースもトマトも真っ白か透明。
お皿はもちろん真っ白だ。

しか書いてないテキストファイルが見つかった
俺キモス


157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:42:38.38 ID:i70PaxP20
>>155
なんか歌詞っぽくしアレンジて曲つけてみたいね、それ

大変スマンのだが、もうすぐ会社出るんだ。また書きためたらスレたてるわ。


158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:46:59.90 ID:i70PaxP20
「とにかく、入部するといいよ。うちは部費の徴収もないし、気軽に参加できるよ。幽霊部員を奨励するわけ
じゃないけど、学園祭の時手伝って貰えるだけでも凄くありがたいんだ。」
 ちょうどコーヒーを入れてくれた永田先輩がカップを差し出しながら
「学園祭では電算研と共同でインターネット放送をおこなっているんです。機材の設営が大変で人手が
足りないのですよ」
 と補足した。
「実は、バイトはじめようとも思っていて…定期的な活動日ってあるんでしょうか」
 バイトの方はさっぱり考えていなかったが一応聞いておくことにした。
仮に入部したとして、永田先輩に会うためにここにきても損はしないだろう。
「その点は心配ないよ。実際僕もバイトしてるしね。おまけにコンビニと居酒屋の掛け持ちで。」



159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:47:15.51 ID:Eo5pvW6P0
>>157
乙。次を楽しみにしてる


160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:47:28.37 ID:/W/85Okw0
>>157
がんば(`・ω・´)


161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:51:55.86 ID:zXLL8ytnO

HDから出てきた一つのテキストファイル…………その日付は、四年前。



何でもない日常を



     何でもないファイル名で



          何となく、書き綴った―――――




       ――――新規テキスト文書.txt――――


―――今夏、劇場ロードショー





163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/08/18(金) 18:54:00.26 ID:i70PaxP20
00.00取り練習ついでに駄文晒してただけなのに見てくれてほんとありがとな。
恥ずかしいけど、反応もらうと嬉しいもんだねw
そろそろ帰るから、あとは「HDD漁ってたら出てきた文章うpスレ」にでもしてくれw
じゃあまた会う日までwww





新規テキスト文書.txt



00:00を取る為の投下されてたみたいでしたが
結構つぼりました
次回作にwktk





面白ければ:(・∀・)モキュ?
面白くなければ:Σ(´Д`lll)
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おもしろかったお( ^ω^)
2006/08/20(日) 22:46:29 | URL | #-[ 編集]
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