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「話し合い」の成果と課題
■本番さながらで迎え撃つドイツ代表

5月28日、ドイツに到着。ワールドカップ(W杯)開幕までまだ2週間近くあったが、30日にレバークーゼンでドイツとのテストマッチがあるため、私を含む同業者のほとんどが早めのドイツ入りとなった。ここから約7週間にわたる長丁場の取材。その意味で今回のドイツ戦は、何かしら期待を感じさせる試合内容になってほしいと思っていた。
 それにしても当地は、予想していた以上に寒い。会場となったレバークーゼンも、試合開始直前の気温は12度で、時折強い雨が降り注いだ。そういえば、ボンでの日本の前日練習も、雨が降る中で記者たちがペンを震わせながら選手たちのコメントを取っていた。これから現地を訪れる皆さんは、くれぐれも寒さ対策、雨対策は怠らないよう、注意された方がよい(ドイツの人々は今も皮のジャケットを羽織っているくらいだ)。


さて、この日対戦したホスト国ドイツである。ここ最近の彼らの強化日程を見てみると、5月27日にルクセンブルクと対戦(スコアは7-0の圧勝)、そして日本戦を挟み6月2日にコロンビアとテストマッチを行って、1週間後の開幕戦に備えるというスケジュールになっている。1週間で実に3試合という強行軍。先のルクセンブルク戦では、バラックこそけがで欠場したが、いわゆるスタメン組が途中出場も含めてほどんど試合に出たため、日本戦では控えの選手が起用されるとの予測が流れていた。しかし、実際にはキャプテンのバラックをはじめ、ポドルスキー、クローゼ、シュバインシュタイガー、さらにはフリンクスにシュナイダー、そして守護神レーマンと、ドイツは本番さながらのメンバーをそろえてきた。

 最近は日本も、名だたる世界の強豪国と手合わせする機会は増えた。しかし、これほどメンバーが充実しての対戦というのは、去年のコンフェデレーションズカップのブラジル戦までさかのぼらなければなるまい。本気モードのドイツ代表と、しかもアウエーで対戦できるというのは、ダイヤモンドサッカー世代のファンにしてみれば、まさに夢のような話であろう。
 ちなみに会場のバイアレーナは、収容人員2万5000人弱のこぢんまりとしたスタジアムながら、客席からピッチは非常に近く感じられ、しかもサポーターの声が会場全体に回りやすい作りになっているので、日本の晴れ舞台として申し分ない。このスタジアムを訪れたのは今回が初めてだったのだが、最も感心したのが、屋根の部分にストーブが備え付けてあることだ。頭上から降り注ぐ熱は意外と強力で、屋外に居ながらにして暖を取ることができる。真冬の観戦時には、さぞかし威力を発揮していることだろう。こうした観戦者への細やかな配慮に、サッカーに対するドイツの先進性を見る思いがする。



■日本の守備の生命線は「話し合い」

 そんなわけで、日本代表である。
 去る5月15日に行われた代表メンバー発表以降、私はしばし代表の現場から離れていたため、Jヴィレッジからボンでの合宿に至る一連の出来事は、2次的な情報でしか知り得ていなかった。どうやらドイツ入りしてから、またしても宮本を中心に守備に関する「話し合い」が行われたらしい。
 前日練習の後で、宮本はミーティングの内容をこのように説明している。

「ここで考えを合わせる必要性を感じていた。チームの状況、ボールをどう奪うかなどについて、自分の意見を言った。これまでは自分の近いポジションの選手には伝えていたが、FWには伝えていなかったので、全体で意見交換ができてよかった」

 こうしたミーティングが行われるのは、決まって欧州組がチームに合流し、しばらく同じ時間を過ごす場合である。昨年3月のアジア最終予選でのイラン戦(アウエー)しかり。同じく昨年、キリンカップの連敗を受けての6月バーレーン戦(アウエー)しかり。それまでのコミュニケーションギャップ(特に守備に関する)を埋めることを目的に、ミーティングは半ば恒例行事のように行われてきた。そして、その中心には常に、宮本が議長のように存在していたことは、いうまでもない。

 実は日本を発つ直前、私は『サッカー批評』(6月9日発売予定)の取材で横浜F・マリノスの松田直樹に、ジーコジャパンの守備に関してインタビューする機会を得ている。周知の通り、松田はジーコが選んだ今回のW杯に臨むメンバーからは外れたわけだが、それでもトルシエジャパンにおいては、不可欠な守備のかなめであったことは誰もが認めるところだ。そんな彼に、2つの日本代表における守備を比較をしてもらったところ、幾つかの興味深い証言を得ることができた。ここでは、以下の証言のみ紹介しておく。

「(今の代表は)ディフェンスに関しては、練習していませんでしたからね。ツネ(宮本)が中心になってやっているけど、基本的に選手の意見だけでやっているから。(中略)これでやられたら結局、ツネのせいになるじゃないですか。でもそれは……。練習してないですから、ホントに。選手同士の話し合いだけですからね」

 決して「落選組のやっかみ」ではない。長年、同じ釜の飯を食った僚友として、松田は「ディフェンスの責任者」に祭り上げられた宮本を、彼なりに気遣っているのである。
 宮本がジーコ体制下でレギュラーポジションを獲得したのは、2003年のコンフェデレーションズカップ直前のこと。今では信じ難いことだが、それまではベンチにすら入れない時期もあった。中田英がけがで戦列を離れた04年には、完全にキャプテン(あるいはチームリーダー)としての地位を確立。そして、それまで野放図状態だった日本のディフェンスについて、その全責任を自ら負うことになったのも、まさにこの時期からだ。

 いささか極論めいた言い方をするなら、宮本は身体能力もスピードも凡庸であったものの、リーダーシップとオーガナイザーとしての資質には突出して恵まれていたために、結果としてジーコの信を得るに至った。そして、それがゆえにキャプテン宮本は、ほとんど決め事なしの混沌(こんとん)とした“無為自然”のディフェンスに、あえて“ロゴス(=話し合い)”を与えるという役割を担うことになったのではないか。
 結局のところ、今の日本代表のディフェンスは、宮本の主導でロゴス化(=共通理解化)することにより、辛うじて世界と戦えるだけの体裁を保っている。それでも、アジア予選ならまだしも、W杯のようなレベルの高い大会になれば、おのずとその知見を超える事態はいくらでも出来(しゅったい)するのは自明だろう。松田が危惧していた「ツネのせいになる」とは、まさにこのことを指すのである。


■セットプレーによる2失点は必然だったのか?


もっとも、この日のドイツ戦では、そうした守備の不安を払しょくするくらい、攻撃面での収穫が多かった。前半から日本は前線でのパスワークと速攻が面白いくらいに決まり、度々ドイツ守備陣をパニックに陥れた。
 前半14分、柳沢が中央に切り込みながら縦へのスルーパスを送り、ペナルティーエリアに走り込んだ中田英がシュート。その3分後にはカウンターから、またしても柳沢が、左サイドを駆け上った中村とのワンツーからシュートを放つ。いずれのチャンスも、レーマンの好守に阻まれてしまうが、日本のゴールは時間の問題のように思われた。

 そうして迎えた後半12分、ついに日本はドイツに対し、歴史的な先制ゴールを挙げる。中村が自陣から前線にボールを送り、これを柳沢がダイレクトで最終ライン裏にスルーパス。そこに高原が完全にフリーで抜け出し、豪快に右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。高原は8分後にも、途中交代の駒野からの低いクロス受けると、反転してDF2人をかわして右足を一閃。誰も予想しなかった2点目をたたき出した。
 今季、チームではベンチを温める時間が多かった高原。その感極まったゴールパフォーマンスからは、当人にしか知り得ない鬱積(うっせき)を一気に晴らす“してやったり”感で満ち溢れていた。

 一方、この日のディフェンス陣は、どうだったか。なるほど、流れの中でのマークの受け渡し、とりわけボールを奪われたときの守備は悪くなかったと思う。これこそが、宮本が主催するミーティングの成果だったのだろう。またボールを奪ってからの前線との連動も、極めて効果的であった。こうしてみると後半30分までは、日本の(あるいは、宮本がオーガナイズする)ディフェンスは成功していたといえよう。
 問題は、後半30分と35分の2失点である。最初のクローゼによる失点は、追いすがる宮本が振り切られてのダイレクトボレー。続くシュバインシュタイガーのゴールはマークが明確ではなく、福西が反応するも初動から遅れ、しかも柳沢とかぶって「ズドン」というものであった。

 これらの失点がいずれもセットプレーによるものだったことは、決して偶然ではなかったように思える。すなわち、世界のトップクラスを相手にしたセットプレー時の守備について、選手間の対応策がまだ練られていなかったこと、その一点に尽きるのではないか――。
 もちろん、本番では相手の武器・特徴を綿密にリサーチしているだろうし、まだ修正する時間は残っているといえる。だが、FKのコースとマーカーのかわし方には無数のオプションがあるし、相手FWとの身長差、フィジカルの差は、いかんともし難い。残された時間で、果たしてどれだけの修正が図れるのか。宮本を議長とした、チーム内の話し合いと試行錯誤は、本番まで続くことだろう。



■限りなく勝利に近いドローの陰で…

 試合後の監督会見。隣同士で並んだジーコとクリンスマンが、通訳を介さずに談笑している。2人とも短い期間ながらセリエAでプレーしていたので、おそらくイタリア語でコミュニケーションを取っているのだろう。
 ふと、2年前の暮れに横浜で行われた日独戦での会見が思い出される。あの試合では0-3で敗れた上に、会見ではドイツ記者団から「飛行機の時間もあるから、早くクリンスマンの会見をやってほしい」と突き上げられて、さすがのジーコも怒り心頭であった。それがこの日は、ホスト国の監督と談笑する余裕ぶり。前日会見では「結果よりも内容」と、生来の負けず嫌いを押し隠した主張を繰り返していたが、今日のジーコの本心もまた「してやったり」なのであろう。

「今日の試合内容については満足している。何度も決定機を作ることができたし、守備でも集中していた。不利な判定や相手の荒いプレーにも屈することなく、気持ちの入ったプレーを見せてくれた」(ジーコ監督)

「2点のビハインドを取り返したことは評価したい。前向きに考えるなら(同点に追いつくことで)本来のドイツ(らしさ)が戻ったと思う。あれで勝ってしまったら、かえって出来過ぎだった。日本は速さがある、いいチームだと思う。ジーコ監督にも、日本はいいチームですね、と賛辞を贈らせていただいた」(クリンスマン監督)

 この両監督のコメントを読み比べてみても、今日の試合は限りなく日本が勝利に近かったことが実感できるだろう。実際、われわれ記者席に座っていた人間も、スタンドから声援を送っていたサポーターと同じくらい誇らしい気持ちでいっぱいだった。
 とりわけ、高原が追加点を決めた直後、それまで友好的な空気に満ちていたバイアレーナのスタンドが一気に険悪なブーイングに包まれたときには、久々にスタジアムで鳥肌が立ったものだ。いくら凋落(ちょうらく)気味のドイツとはいえ、これだけ彼らを本気モードにさせたのである。その意味で、今日の日本の健闘には心からの敬意を表したい。

 その一方で気になるのは、相次ぐディフェンス陣のアクシデントである。すでに、ハムストリングの故障でリタイアした田中が離脱し、代わって茂庭が追加招集されることになった。この日の試合でも加地がシュバインシュタイガーに後ろから削られ、駒野と途中交代している。普段はけがに強い加地が、苦痛の表情をゆがめながら担架で運ばれていったのだから、決して軽いけがでは済まされないだろう(編集部注:右足首のねんざで、後日骨には異常なしと診断された)。日本の両サイドは、なかなか代えの利かないポジションだ。それだけに、今後のジーコの選択と対応が注目される。



http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200606/at00009264.html



古い記事且、長いですが
この記事を読んでいると、DFの対応に関しては何か選手に投げっぱなしですね
WC予選でもそうだとしたら、かなりひどいですね^^;
元々ジーコは鹿島の総監督感覚で監督していたんでしょうか?
そしたらサポートにトニーニョ・セレーゾがいないといけませんよw
本人は監督として努力していたんでしょうが、
アウト・オブ・プレーを重視するあまり選手への指示が少なかったのでしょうか?
もっとも、練習をしていなかったのが本当なら
アウト・オブ・プレーを重視云々ですむ話ではなくなってしまいますが

あぱっちとしては
トニーニョ・セレーゾ監督、ジーコが総監督の方が良かったきがします
まんま鹿島アントラーズですけど^^;
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